コラム

【徹底比較!】アパート・駐車場・コインランドリー経営。資産運用するなら?

遊休地を活用した資産運用という話になると、引き合いに出されるのがアパート経営や駐車場経営、そしてコインランドリー経営の3つです。いずれも土地活用という面では共通しているのですが、収益性やリスク、安定性、将来性など比較してみるといくつかの点で違いがあるのも確か。そこで、今回はコインランドリー経営とアパート経営、駐車場経営を比較し、どれがパフォーマンスの点で優れているかを検証していきます。「これから何か土地活用を」「資産の運用を」と検討中の方、必見です!

条件次第で安定経営が期待できるが、リスク要因も小さくないアパート経営

土地活用で、代名詞のような存在となっているのがアパート経営。確かに多くの投資家が参入し、活況を呈している分野です。建築コストなど初期投資は駐車場経営やコインランドリーをスタートする場合より多めにかかりますが、高い稼働率を維持できれば毎月のように安定した収益が得られます。

 

ただし、空室が続くと頼みの家賃収入が途絶え、パフォーマンスは一気に悪化しかねません。また、家賃滞納リスクも経営にはマイナスとなり、この辺の対策にも苦慮しがちで、アパート建築でローンの借り入れが多いと、収益悪化に伴い返済が厳しくなるリスクもあります。それ以外にも、入退去のたびに原状回復が不可欠で、修繕やリフォームにコストがかかるのも負担になることも考えられるでしょう。

 

それでも、立地がよく、入居率を高く維持できる環境が揃っていれば安定経営を維持しやすいのもアパート経営の魅力です。ただ、今後少子高齢化や人口減少が続くことを考えれば供給過剰となるのは目に見えており、将来性はあまり期待できないでしょう。したがって、おすすめ度はそれほど高くはありません。

初期投資やランニングコストの低さが魅力の駐車場経営

青空駐車場に限って言えば、土地を整地するだけなので初期投資はきわめて少ないのが駐車場経営。しかも、人件費もリフォーム費用なども不要なので、ランニングコストの点でも優秀です。そのため、土地活用はここから始めようという方も多いでしょう。ただし、収益性の低さを考えると投資効率は決してよいとは言えず、固定資産税対策程度にしかならないというのが実情です。その程度のパフォーマンスでも問題ないという方であればまだしも、相応の収益を上げていきたいという方にはあまりおすすめはできません

 

また、駐車場ビジネスという性格を考えると、持ち家率の高い田舎や郊外では駅周辺でもない限り常時稼働させるのは難しいでしょう。一方、都心部などでは、車を持たない若い層が増えているため、将来への見通しはあまりよくないかもしれません。

収益性、安定経営のしやすさ、将来性でおすすめのコインランドリー経営

土地活用の分野でにわかに脚光を浴びているのが、コインランドリー経営。その背景には無人営業が可能で人件費がかからないこと、毎日現金収入が得られ、高い粗利が期待できること、景気動向に左右されず安定経営が可能といった点が注目されているからです。

気になるランニングコストも、基本的には電気代や洗剤、消耗品類の仕入れ代だけなので、それほど気になりません。人件費ゼロという好条件とあわせ、非常に利回りのよい投資になります。

 

将来性の点でも、コインランドリー経営は優秀です。なぜなら、生活に密着した分野であり、しかも家事の軽減や時短化が進む現代だけに、今後も需要の伸びが期待できる分野だからです。こうして見てくると、コインランドリー経営はコストパフォーマンスの高さ、安定経営のしやすさ、将来性の点でアパート経営や駐車場経営にはない魅力があると言えるでしょう。

 

◎アパート経営・駐車場経営・コインランドリー経営のパフォーマンス比較

  アパート経営 駐車場経営 コインランドリー経営
初期投資の低さ
収益性の高さ ×
安定性
ランニングコストの低さ
環境変化の影響を受けにくいか
総合評価

凡例:◎=優秀 ○良好 △リスク要因あり ×悪い

まとめ

「これから土地活用を」という方には、少ない初期投資で始められ、人件費もかからないコインランドリー経営はうってつけの資産運用法だと言えるでしょう。ただし、成長分野だけに参入も相次いでおり、今後は競合店も多くなっていくことが予想されます。こんな中で確実に利益を出していくには、優れた経営サポートが不可欠。千葉県内、埼玉県内、茨城県南部で豊富な実績を誇るトリオマネジメントなら、出店計画から開業支援、開店後の運営サポートまで皆様のプランを全面的に支援できます。お気軽にご相談ください。