コラム

【土地を持て余している方必見】遊休地・空き地の土地活用法×6選

持ってさえすれば、価値が上がる──これがバブル期の日本で信じられていた「土地神話」です。もちろん、今ではこんな話を信じる人はいないでしょう。ただ所有しているだけでは、価格下落のリスクに晒されかねないばかりか、毎年のように固定資産税で出費を強いられることを痛いほど知っているからです。

では、この厄介者を魅力的な“資産”に生まれ変わらせるには?答えは、ずばり「土地活用」です。今回は、皆様がお持ちの遊休地や空き地を上手に活用する方法についてお話します。また、土地活用として今、注目を集めるコインランドリー経営に関しても解説していますので、こちらもご一読ください。土地は、所有しているだけではお金が出ていくだけでデメリットだらけ

土地は、所有しているだけではお金が出ていくだけでデメリットだらけ

冒頭でも述べたように、今や土地を所有するだけで資産を増やせる時代ではありません。むしろ、何の活用もせずに放置しておけば、毎年のように固定資産税や都市計画税が出ていくだけ。とくに更地のままでは、通常の6倍に相当する固定資産税が課されてしまいます。これでは、文字通りの“金食い虫”と言わざるを得ません。

そのうえ、土地の価格は国内外の景況が悪化したり、その他のマイナス要因によって簡単に下落したりもします。

もしも、皆様のお手元に、昔、価格上昇を期待して買ったが使っていない遊休地、親から相続したものの、ただ放置しているだけの空き地があったとしたら、ぜひ土地活用を検討してみましょう。

おススメの土地活用法×6選

では、具体的にどんな土地活用の方法があるのでしょうか? ここでは代表的な6例をご紹介します。それぞれ土地の広さやロケーション、周辺環境や市場環境などで向き不向きがあるのでご自身が所有されている土地の状況を念頭に置きながら検討してみてください。

  1. 土地を売却して現金に換える

土地活用の中ではもっとも手っ取り早いのが売却。親から相続した土地で、どう考えても使い道がない場合や、アパートを建てようにも、駐車場にしようにも、立地が悪すぎるといった場合は思い切って土地を売り現金化してしまうのもよいでしょう。こうすれば、少なくとも固定資産税など毎年の持ち出しがなくなります。また、何らかの事情ですぐにでもまとまった現金が欲しいといった場合にも売却がおススメです。ただし、売却期間は買い手が現れるかどうか次第になるため、すぐに売れるとは限りません。さらに、希望の金額よりも安く売れてしまう可能性も十分に考えられます。

  1. 賃貸経営で家賃収入を得る

住宅街などで入居が望めるようなロケーションなら、賃貸のアパートや戸建て、マンションなどを建てて、これで家賃収入を得るのもよいでしょう。ただし、アパートやマンションといった集合住宅を建てるには相応の建築コストがかかるので、資金的に余裕がある場合にのみおススメです。また、賃貸経営には空室リスクという鬼門もあるので要注意。空室率が上がれば家賃収入は減り、想定した利回りを確保できなくなることも。

  1. 事業用の土地として企業などに貸す

企業や個人などに土地を貸して家賃収入を得て収益化を図る方法です。たとえば、コンビニやスーパーなどがよい例ですが、これなら土地を貸すだけなので、土地のオーナーが経営や店舗運営にタッチすることがなく、手間がかかりません。ただし、気を付けておきたいのは、オーナーご自身の都合で借主に出ていってもらう場合に高額な立退料を要求される点。仮にその土地を別の用途に利用しようとしても簡単にはいきません。なぜなら民法では賃借する側の権利が強く保護されているからです。土地を貸している企業などが撤退してしまい家賃収入がなくなってしまうリスクと、撤退させる際の立退料を支払うリスクどちらもあるため、気をつけなければなりません。その意味でも、こ方法は転用性という点で融通の利かない土地活用と言えるでしょう。

  1. 駐車場経営で稼ぐ

狭小地や変形地で、建物を建てるのには適さない──仮にそんな土地でも、駐車場経営という土地活用の余地は残されています。もちろん、そこが商業地や住宅地の中にあり、需要が十分にあることが前提ですが、最低限、車を停めるスペースがあれば成立するので、大きな初期投資が不要なのも魅力です。もちろん、月極の青空駐車場ではなく、コインパーキングともなれば多少のコストは覚悟しなければなりませんが、それでもアパートや戸建て住宅を建てるよりははるかに費用は安く済みます。ただし、建物を建てた場合に適用となる各種の優遇措置は受けられません。

  1. トランクルーム経営を始める

自宅が手狭でモノがあふれている──そんな現代人に人気なのがトランクルームです。時代のニーズに合致しているからか需要も多く、都心部でも郊外でも十分な市場が見込めるのもうれしいところ。集客さえうまくいけば月額利用料により安定した収益が得られます。ただ、アパートやマンションのような不動産とは異なるので、情報自体が乏しく、広告宣伝費にある程度コストをかけないと集客が難しいという点には要注意。また、建物とは異なり担保価値がないため、これを元に新たに融資を受けるといったことができません。

  1. コインランドリー経営に参入する

今、土地活用法としてにわかに注目を集めているのがコインランドリー経営。住宅街で人口が多いエリアや駐車場を広く確保できるロケーションであれば、たいへん有望な投資になります。たしかに初期投資は相応にかかりますが、そのエリアで固定客が定着すれば安定した収益が継続して望めるため、早期に回収できます。また、原則として無人店舗なので、サラリーマンなどで別に本業がある方でも安心して参入が可能。もちろん、人件費などがかからず、教育研修コストも不要です。また、賃貸経営と比較してランニングコストが低いことも魅力です。さらに、自分の土地になるので、いつでも辞められる・いつでも売却できるのもポイントです。

まとめ

見てきたように、土地活用法にはさまざまなものがあることがおわかりいただけたでしょう。問題は、どの活用法を選ぶかですが、もしも住宅街や幹線道路沿いに一定規模の土地をお持ちなら、コインランドリー経営がおススメです。無人店舗ということもありオーナーの方の手を煩わせることもないため、副業としても最適です。

ただし、成功するには、どのフランチャイズとパートナーとなるか見極めることが大切。実績、ノウハウ、経営体質に加え、開業後のサポートが手厚いことが選ぶ決め手です。その点、千葉県を中心に首都圏・関東一円で多くの実績を誇るトリオマネジメントなら安心。地域の市場環境に精通し、しかも地の利を生かした手厚いサポート、迅速な対応も魅力です。ぜひ、ご検討ください。